お節料理 #4 酢の物 焼き物 お餅
2013年 01月 22日
まだあったのか
ええあったんです、お正月の話題。
暮れに、新しい包丁を買ったのですよ。
今まで使ってたのは
このふたつ。
子ども用と携帯用フルーツナイフです。
あり合わせの物で飾り切りから鯵のぜいご取りまでやってた
って感じ?
しかし去年末
かったーいのし餅を切らねばならなくなったので(mさんが)
も少し切れるのを、スーパーで買いました。
↑のと同じヘンケルスの、大人用、普通サイズのやつ。
慌てていたので色も普通の黒でしたが
茶色かピンクが欲しかったな〜
ま、切れ味は今までと比べるべくもなく
飾り切りがサイコウにタノシュウございました。
戴き物の柿で五色なます。
あらかじめ、千切りにした紅白なます用の大根と京人参を冷凍していましたが
大晦日になって、少なすぎると判明。
人参はもうないので、大根だけ新たに切って
京人参も少し持って来て、昆布をはさみで切って、戴き物の柿も入れて…
まだ四色か、と云うことでりんごも入れて
あとはお酢だけで味つけ。
柿とりんごで程よい甘さでした。
酢蓮は白いままのと、ピンクのは赤蕪ではなく、ラディッシュの菊花蕪と一緒に漬けました。
梅酢は使えないけど、十分ピンクで満足。
赤蕪はスーパーでは売っていないのですねぇ。
暮れに、友達にちょっとしたお礼で産直の野菜を送ったのですが
生の赤蕪は買ったことない、と驚いてました。
都会のスーパーしか知らなかった頃の自分は
もはや前世のようです…
白い菊花蕪は、輪切りのレモンで香りをつけたのですが
同時に苦味もついちゃった(*´-ω-)
少しならオツな感じもするから、量を加減するといいかも。
酢の物は、塩分を含む調味料は使わず、お酢ときび糖やはちみつ、グラニュー糖、レモン、柚子、鷹の爪を組み合わせました。
塩分を入れない場合、甘味をかなり足さないと
スッパイです。
鋭く弾けるスッパさ。
食べやすくなるまで甘味を足すと
きっと相当なカロリーです。
減塩してみてつくづく思うのは
人間の味覚は、塩分かカロリーによるところが大きいと云うこと。
おいし〜〜〜いものは、塩気か甘味か油分のどれかが多めです。
まぁ、今は妙に嗅覚が鋭くて、味つけなしは辛いけど
本来は素性のいいお野菜なら、そのままでも食べられるはず。
そのうち戻るかな?
松の形のものは、切り落としのこんにゃく詰め合わせに入っている、青海苔入り。
メロウな青さがなかなか良いかも。
余談ですがこの漆の足付きのお膳と
蓋付きのお椀、写っているのは主に蓋ですが
これは戴き物。
遠い知り合いの方が、蔵の中を処分するときに
古い物が好きな子がいる、と聞いて
残しておいて下さったそう。
お礼を言おうと思っても、遠過ぎて辿り着けなそうな知り合いの知り合いの…
ツ、と名まえが書いてあります。
大好物の海老は、リサイクルできなそうだったので
売り場で散々まよった末、無頭に。
元旦の朝はまさかの一番の楽しみを出し忘れ
ただでさえ毎食食べられる数を買っていましたが
最後は一度に二尾食べられてかえってシャーアセでした(*´∀`*)
秋から、生協で無農薬有機野菜のおまかせセットを頼んでいるのですが
最近ごぼうがコンスタントに入ってます。
しかも、一時期ごぼうの匂いが苦手になってしまい
年末、ふたパックも残ってしまっていました。
そこで
八幡巻き。
鶏肉は他に使っているので、豚で。
塩分は添加せず、やはりあまり気味のりんごをすりおろして
白ワインを入れて煮込みました。
食感は微妙だし、塩分足さないと甘く感じますが
わしゃ贅沢言わん。
以下はお雑煮。
かつお出汁に鶏もも、小松菜、三つ葉、柚子、椎茸。
本来はかまぼこも入れますが、塩分高いので今年はなし
贅沢品として手鞠麩を入れました。
そうそう、かつお菜も売っていたので
一緒に入れちゃった。
そもそも、上品にひと口だけ、と云うお雑煮の食べ方ではないので
ヴォリュームが出て良かった!
初日は椎茸を買い忘れ
バンドエイドを買いに行ったついでに椎茸と柚子も更に買い足し
入れ放題。
なんてウマイんだ‼
三が日が過ぎたあと、残った出汁はまず水餃子
その翌日はラーメンを入れて食べました。
そうそう、毎年、お雑煮は男のひとが作るんだよ
とブツブツ言いながら私が作っていましたが
今年はmさんが毎食、支度してくれました。
来年以降もよろしくね( ̄w ̄)
by satoyamakotori
| 2013-01-22 18:09
| キッチン小鳥